「家でもお店みたいなたこ焼きが食べたい!」と思ったことはないだろうか。家庭用のたこ焼き器があれば、外はカリカリ中はトロトロの本格たこ焼きが簡単に作れる。
最近のたこ焼き器は、たこ焼き以外にもアヒージョやベビーカステラなど多彩な料理に活用できるモデルが増えている。この記事では、家庭用たこ焼き器の選び方やおすすめのタイプ、おいしいたこ焼きの焼き方から意外な活用術まで幅広く紹介していく。

たこ焼き器の種類と特徴
電気式たこ焼き器
コンセントに繋いで使う電気式は、もっとも手軽に使えるタイプだ。テーブルの上に置いて、みんなでワイワイ焼けるのが魅力。温度調節機能付きのモデルなら、焦がす心配も少なく初心者にもおすすめだ。消費電力は800〜1200W程度のものが多く、高火力モデルほどカリッとした仕上がりになりやすい。
人気メーカーのアイリスオーヤマやヤマゼンでは、着脱式プレートのモデルが好評だ。プレートを取り外して丸洗いできるため、油汚れもしっかり落とせる。
ガス式たこ焼き器
カセットコンロの上に乗せて使うガス式は、火力が強く、外カリッ中トロッの本格的な仕上がりが楽しめる。お祭りの屋台のような焼き上がりを目指すなら、ガス式がおすすめだ。カセットボンベ式なら電源不要でアウトドアやベランダでも使える。
IH対応たこ焼きプレート
IHクッキングヒーターの上で使えるプレートタイプ。自宅のIHをそのまま使えるため、別途熱源を用意する必要がない。IHの正確な温度調節機能を活かした安定した焼き上がりが期待できる。
マルチプレートタイプ
たこ焼きプレートに加えて、平面プレートやグリルプレート、深鍋プレートなどが付属するマルチタイプ。たこ焼き以外にも焼肉、お好み焼き、鍋料理など幅広い料理に使えて、一台で何役もこなせるお得感がある。
手軽さ重視なら電気式、本格的な焼き上がりを求めるならガス式、多用途に使いたいならマルチプレートタイプがおすすめだ。
たこ焼き器の選び方
穴の数と大きさ
家庭用のたこ焼き器は、一度に焼ける個数が18〜24個程度のものが主流だ。2〜3人なら18〜20個、4人以上の家族やパーティー用なら24個以上のモデルが便利。穴の直径は4〜4.5cm程度がスタンダードで、このサイズなら外カリ中トロの理想的な仕上がりになりやすい。大きめの穴(5cm程度)なら具材をたっぷり入れられるが、返しの難易度はやや上がる。
プレートの素材
フッ素加工(テフロン)のプレートはくっつきにくく、初心者でも焼きやすい。鋳鉄製プレートは蓄熱性が高く、よりカリッとした仕上がりになるが、お手入れに手間がかかる。初心者にはフッ素加工のプレートが断然扱いやすい。
着脱式プレートかどうか
プレートが本体から取り外せるかどうかは、お手入れのしやすさに直結する。着脱式なら丸洗いできて清潔に保てる。固定式だと拭き掃除になるが、構造がシンプルで壊れにくいメリットもある。
温度調節機能
温度調節ダイヤルがあると、焼き加減を細かくコントロールできる。最初は高温で生地を流し込み、ある程度固まったら温度を下げてじっくり焼く、といった使い方ができて便利だ。温度調節がないモデルは焦げやすいため、初心者は温度調節付きを選んだ方が安心。
ヒーターの配置
全ての穴の真下にヒーターが配置されているモデルは焼きムラが起こりにくい。安価なモデルではヒーターが一部にしかなく、端の穴と中央の穴で焼き上がりに差が出ることもある。購入前にヒーターの仕様を確認しておくとよい。

おいしいたこ焼きの焼き方
生地の作り方
たこ焼き粉を使うのが手軽だが、薄力粉・卵・だし汁で手作りするとさらにおいしい。水分多めのサラサラ生地がトロッとした食感のコツだ。だし汁を使うと旨みが増すが、水でも問題ない。
手作り生地のおすすめ配合は、薄力粉100gに対して卵2個、だし汁(または水)400ml、醤油小さじ1程度。しっかり混ぜてダマをなくしておこう。
焼き方のコツ
- プレートをしっかり予熱し、油を多めに引く(穴の中だけでなく周りにも)
- 穴からあふれるくらいたっぷり生地を流し込む
- タコ、天かす、ねぎ、紅しょうがなどの具材を入れる
- 周りが固まってきたら、竹串やピックで穴の縁に沿って生地を寄せる
- 90度ずつ回転させながら丸く形を整える
- 表面全体がカリッとなるまでじっくり焼く
失敗しないポイント
生地を流したらすぐに触らず、しっかり固まるまで待つのがポイントだ。焦って回そうとすると崩れてしまう。また、油は多めに引いた方がカリッと仕上がる。
生地を穴からはみ出すくらいたっぷり入れるのが、丸くきれいに焼くコツだ。はみ出した部分を穴に押し込みながら回転させると、きれいな球形に仕上がる。慣れないうちはたこ焼きピック(先が曲がった金属の串)を使うと回しやすい。
カリカリに仕上げるテクニック
表面をカリカリにしたい場合は、最後に油を少し足して高温で仕上げるのが効果的だ。また、生地に少量のマヨネーズを混ぜ込むと、外がパリッとした食感になりやすい。天かすを多めに入れるのもカリカリ食感のコツだ。

たこ焼き器の活用レシピ
ベビーカステラ
ホットケーキミックスを使えば、たこ焼き器で簡単にベビーカステラが作れる。生地を穴に流し込み、両面をこんがり焼くだけ。中にチョコやあんこ、カスタードクリームを入れれば、おやつにぴったりのスイーツになる。お子さんと一緒に作るのも楽しい。
アヒージョ
たこ焼き器の穴にオリーブオイルを注ぎ、にんにくと好みの具材(エビ、マッシュルーム、ブロッコリー、たこ、ウインナーなど)を入れて加熱するだけ。一口サイズのアヒージョが一度にたくさん作れて、パーティーの前菜にぴったりだ。バゲットを添えてオイルに浸けて食べると最高においしい。
一口シュウマイ
たこ焼き器の穴にシュウマイの皮を敷き、中に肉あんを詰めて少量の水を加えて蓋をすれば、一口シュウマイの完成。蒸し器がなくても手軽に作れるのが嬉しいポイントだ。
ライスボール
ご飯に好みの具材(チーズ、明太子、ツナマヨ、しらすなど)を混ぜてたこ焼き器で焼けば、丸いライスボールの完成。外はカリッと、中はもっちりした食感が楽しめる。お弁当のおかずにもぴったりだ。
一口オムレツ
溶き卵にチーズ、ハム、ほうれん草などを混ぜてたこ焼き器で焼くと、丸くてかわいい一口オムレツが完成。朝食やお弁当のおかずにもなり、子供にも食べやすいサイズ感だ。
ミニドーナツ
ホットケーキミックスに牛乳と卵を混ぜた生地をたこ焼き器で焼き、2つの半球をくっつけて丸いミニドーナツに。粉糖やチョコレートでデコレーションすれば、パーティーのデザートに最適だ。
たこ焼き器はたこ焼きだけじゃもったいない。ベビーカステラ、アヒージョ、シュウマイ、ライスボール、ミニドーナツなど、アイデア次第で使い方は無限大だ。
たこ焼き器のお手入れ方法
フッ素加工プレートの場合
使用後はプレートが温かいうちにキッチンペーパーで油と汚れを拭き取り、冷めてから中性洗剤とスポンジで洗う。金属たわしやメラミンスポンジはフッ素加工を傷つけるため使わないこと。着脱式なら取り外して丸洗いできるのでラクだ。
鋳鉄プレートの場合
鋳鉄製プレートは洗剤を使わず、お湯とたわしで洗うのが基本。洗った後は火にかけて水分を完全に飛ばし、薄く油を塗って保管しよう。スキレットと同じ要領だ。

たこ焼き器に関するよくある質問
Q. たこ焼き器の油引きのコツは?
A. キッチンペーパーに油を含ませて、穴の一つひとつに丁寧に塗るのが基本。油引き専用のハケがあるとさらに均一に塗れる。フッ素加工でも油を引いた方がカリッと仕上がりがよくなる。
Q. 竹串以外で回す方法は?
A. たこ焼き用のピック(金属製の先が曲がったもの)が使いやすい。爪楊枝でも代用できるが、折れやすいので注意。フッ素加工のプレートには金属製の道具は避けた方がよい。シリコン製やナイロン製のピックがおすすめだ。
Q. 冷凍たこ焼きを焼き直すのに使える?
A. 冷凍たこ焼きをたこ焼き器で温め直すと、電子レンジよりもカリッとした食感に仕上がる。穴に少し油を引いてから冷凍たこ焼きを入れ、転がしながら焼くと外がパリッとなる。
Q. たこ焼きの具材でおすすめの変わり種は?
A. チーズ、キムチ、明太子、コーン、ウインナー、餅、梅干しなどが人気の変わり種だ。チーズは溶けてトロッとした食感が楽しめるし、餅はもちもちした新食感が味わえる。
まとめ
家庭用たこ焼き器があれば、外カリ中トロの本格たこ焼きがいつでも楽しめる。電気式なら初心者でも手軽に使え、フッ素加工プレートなら後片付けもラクだ。
たこ焼き以外にもベビーカステラやアヒージョ、ライスボールなど、アイデア次第で活用の幅が広がる。ぜひお気に入りのたこ焼き器を見つけて、おうちたこ焼きパーティーを楽しんでほしい。
たこ焼き器選びの参考には、マイベスト たこ焼き器おすすめや、ヤマダ電機 たこ焼き器おすすめ30選もチェックしてみてほしい。


