バーベキューの予定が決まったら、次に考えるのは「何を買おう?」ということ。定番のお肉やソーセージだけでなく、野菜や海鮮、変わり種の食材まで揃えると、バーベキューの楽しさは格段にアップする。しかし、あれもこれもと考えているうちに「肝心なものを買い忘れた」なんてことも起こりがちだ。このページでは、バーベキューにおすすめの食材をジャンル別に紹介するとともに、当日慌てないための準備リストもまとめた。幹事役の人はもちろん、初めてバーベキューを企画する人にも役立つ内容だ。

バーベキュー食材の量の目安
まず押さえておきたいのが、一人あたりの食材量の目安だ。
- お肉:大人一人あたり200〜300gが目安。よく食べる人が多い場合は300gで計算する
- 野菜:お肉の半分くらいの量(100〜150g/人)
- 海鮮:メインがお肉の場合は2〜3種類を少量ずつ
- 主食(焼きそば・おにぎり等):お腹を満たす追加要素として用意
- 飲み物:ビールやソフトドリンクは一人3〜4本が目安
子供が参加する場合は大人の半分程度、高齢の方がいる場合はあっさりした鶏肉やソーセージを多めにするなど、参加メンバーに合わせて調整しよう。
おすすめ食材|お肉編
牛肉
カルビ・ハラミ・ロースはバーベキューの定番。タレに漬け込んでおけば、焼くだけで味が決まるので手軽だ。厚切りの牛ステーキ肉を豪快に焼くのも盛り上がる。脂身が多い部位は網の目詰まりや火の燃え上がりに注意しよう。
豚肉
スペアリブや豚バラは、事前にタレに漬け込んでおくとやわらかくなり、味もしっかり染み込む。薄切りの豚ロースはサンチュに巻いて食べるスタイルも人気だ。
鶏肉
鶏もも肉は焼き縮みが少なく、ジューシーに仕上がる。手羽先や手羽元はビールのおつまみにぴったり。串に刺して焼き鳥風にするのも楽しい。
加工肉
ソーセージ、フランクフルト、ベーコンは子供から大人まで人気が高い。そのまま焼くだけで食べられるので、火起こし直後の「つなぎ」としても活躍する。

おすすめ食材|野菜・海鮮・その他編
野菜
とうもろこし、ピーマン、玉ねぎ、なす、ズッキーニ、かぼちゃ、しいたけ、エリンギは、バーベキューで焼くと甘みが増しておいしい。あらかじめカットして保存袋に入れておくと、現地での手間が省ける。キャベツやサンチュはお肉を巻いて食べるのに便利だ。
海鮮
エビ、イカ、ホタテ、サザエ、はまぐりなどは、炭火で焼くと香ばしさが格別だ。殻付きのホタテやはまぐりはそのまま網に乗せるだけなので調理も簡単。鮮度が落ちやすいので、クーラーボックスでしっかり保冷して持っていくことが大切だ。
主食・シメ
焼きそば用の麺と野菜・ソースを用意しておけば、お肉のあとのシメにぴったり。おにぎり、パン、焼きもちなども箸休めやシメとして活躍する。ホットドッグ用のパンとソーセージを用意して、自分で作るスタイルも盛り上がる。
変わり種で差をつける
マシュマロ(焼きマシュマロ用)、カマンベールチーズ(アルミホイルで丸ごと焼く)、アヒージョ(小鍋にオリーブオイル・ニンニク・エビ・きのこを入れて加熱)などの変わり種は、場の雰囲気を盛り上げてくれる。
バーベキュー準備リスト|これがあれば安心
食材チェックリスト
- お肉(牛・豚・鶏・ソーセージ)
- 野菜(とうもろこし・玉ねぎ・ピーマン・なす・きのこ類)
- 海鮮(エビ・イカ・ホタテなど、お好みで)
- 主食(焼きそば麺・おにぎり・パン)
- 調味料(塩・コショウ・焼肉のタレ・ポン酢・油)
- 飲み物(ビール・ソフトドリンク・水)
- デザート(マシュマロ・フルーツ)
道具・備品チェックリスト
- グリル・コンロ
- 炭・着火剤・チャッカマン(ライター)
- トング・菜箸(生肉用と食べる用を分ける)
- まな板・包丁(現地でカットする場合)
- 紙皿・紙コップ・割り箸
- アルミホイル
- ゴミ袋(分別用に複数枚)
- クーラーボックス・保冷剤
- ウェットティッシュ・キッチンペーパー
- 軍手(火おこし用)
- テーブル・椅子(会場にない場合)

バーベキューの食材選びで失敗しないコツ
事前の下ごしらえで当日ラクに
野菜のカット、お肉のタレ漬け込み、焼きそば用の野菜カットなど、前日にできる準備はすべて済ませておくのがおすすめ。保存袋に入れてクーラーボックスに入れれば、現地では焼くだけで済む。
食中毒対策を忘れずに
特に夏場のバーベキューでは食材の温度管理が重要だ。クーラーボックスに十分な保冷剤を入れ、生肉は使う直前まで冷やしておく。生肉を触ったトングや箸で食べ物をつかまないように注意しよう。
- 生肉と焼いた肉を同じ皿に置かない
- お肉は中までしっかり火を通す(特に鶏肉と豚肉)
- 残った食材を長時間放置しない。早めにクーラーボックスに戻す
- ゴミは分別してすべて持ち帰る(マナー厳守)
バーベキュー食材に関するQ&A
Q. 予算はどれくらいみておけばいい?
食材費は一人あたり1,500〜3,000円程度が目安。お肉のグレードや海鮮の有無で変動する。飲み物は別途一人500〜1,000円程度を見込んでおくとよい。
Q. 雨の日のバーベキューはどうする?
タープやテントがあれば多少の雨でも楽しめる。屋根付きのバーベキュー場を予約しておくと天候に左右されず安心だ。
Q. 子供が喜ぶバーベキュー食材は?
ソーセージ、焼きとうもろこし、ホットドッグ、焼きマシュマロなどが人気。串に刺して自分で焼ける食材は、子供も楽しんで参加できる。
バーベキューの火おこしのコツ
バーベキューで意外とつまずくのが火おこしだ。着火剤と炭を正しくセットすれば、15〜20分で安定した火が得られる。
まず、着火剤を炭の下に置き、その周りに炭を井の字に組む。着火剤に火をつけたら、うちわや送風機で風を送り、炭全体に火が回るのを待つ。炭の表面が白っぽくなってきたら調理開始の合図だ。炭に直接ライターで火をつけようとしてもなかなかつかないので、着火剤は用意しておこう。
最近は火おこし器(チムニースターター)という便利グッズもあり、炭を入れて着火剤に火をつけるだけで、約15分で均一に火がついた炭ができる。初心者には特におすすめのアイテムだ。
余った食材の活用法
バーベキューで余った食材は、無駄にせず活用したい。余ったお肉は保冷したまま持ち帰り、翌日のカレーや炒め物に使える。野菜も同様に、スープや炒め物にアレンジ可能だ。焼きそば用の麺が余ったら、翌日の焼きうどん風にアレンジするのもおすすめ。ただし、一度焼いた肉や常温で長時間放置した食材は、衛生面から廃棄したほうが安全だ。
バーベキューのマナーと片付け
バーベキューを気持ちよく楽しむために、マナーも大切にしよう。まず、利用する場所のルールを事前に確認すること。火気禁止のエリアでバーベキューをするのは厳禁だ。騒音にも配慮し、周囲の利用者に迷惑をかけないように心がけたい。
片付けは、炭の処理が最も重要だ。燃え残った炭は火消し壺に入れるか、水をかけてしっかり消火してから処分する。熱い炭をそのままゴミ袋に入れると火事の原因になるので注意が必要だ。ゴミはすべて持ち帰り、来たときよりもきれいにして帰る精神を忘れずに。
季節別おすすめバーベキュー食材
バーベキューは季節によって旬の食材を取り入れると、より一層楽しめる。春はアスパラガスや新じゃがいも、そら豆が旬を迎える。夏はとうもろこしやズッキーニ、トマトが甘くておいしい。秋はさんまやきのこ、さつまいもを炭火で焼くのが格別だ。冬は牡蠣やほたてなどの海鮮を七輪で楽しむのもおすすめ。旬の食材は味がよいだけでなく価格も手ごろなので、コスパの面でも優れている。
まとめ
バーベキューを成功させるカギは、食材と道具の準備にある。お肉・野菜・海鮮をバランスよく揃え、調味料や道具の買い忘れがないようにチェックリストを活用しよう。前日の下ごしらえを済ませておけば、当日は焼いて食べることに集中できる。食中毒対策とマナーを忘れずに、思い出に残る楽しいバーベキューを満喫してほしい。
バーベキュー食材の選び方やレシピは、以下の外部サイトも参考になる。
